東北大学 大学院医学系研究科 公衆衛生学専攻 遺伝医療学分野

診療案内

home > 診療案内

東北大学病院 遺伝科・遺伝子診療部

 東北大学遺伝科は1997年に信州大学遺伝子診療部に次いで2番目に独立した遺伝子診療部門として開設されました。開設以降、病院各診療科や地域の関連病院と連携して遺伝子診療を行い、外来にて患者さんやご家族に対して遺伝カウンセリングを行ってきました。

 2015年3月により、待望の全科横断的な遺伝子診療部が東北大学病院に創設されました。当科は遺伝子診療部の中心として、院内の先生方と連携して、より高度で専門的な遺伝子診療・遺伝カウンセリングを実践していくことになります。次世代シークエンサーを用いた個人ゲノムの解読や遺伝性腫瘍に対する対応など遺伝子診療・遺伝カウンセリングの需要は増大しています。東北大学病院の医師やメディカルスタッフと連携して、東北地方のみならず、日本の遺伝子診療施設の核として、最先端で高度な遺伝子診療を実践できるよう、努力していきます。特に東北大学病院はがんゲノム医療中核拠点病院であるので、個別化医療センターと連携し、がんゲノム遺伝子パネル検査の結果の解釈、二次的所見に対応しています。
 東北大学病院は臨床遺伝専門医の研修施設に認定されていますので、その教育と育成にも力を注いでいます。さらに遺伝医療学分野では公衆衛生・遺伝カウンセリングコースにて認定遺伝カウンセラーを養成しています。
 なお2015年より月に一回遺伝子診療部・教育セミナーを開催し、院内あるいは関連施設における遺伝医療の情報共有と連携を行ってきました。現在は本セミナーは東北次世代がんプロ養成プランと連携しています。セミナーの詳細はこちら
 

関連リンク

東北大学病院遺伝科

東北大学病院遺伝子診療部

東北次世代がんプロ養成プラン